こんにちは、エマです。
「スモールワールズ」(一穂ミチ著・講談社)を読みました。いえ、Audibleで聴きました。聴き放題にあったので。
すぐ忘れちゃうから、書いとこうっと。
短編小説集です。
全6話だっけ?
念のため、これから読む方は、閉じて下さいね〜
あの話の、あのシーンに出てきたあの人
という具合に、ひとつひとつ独立した話のようでいて、実は接点があったりする構成。
けど、一話めの「ネオンテトラ」。
どーです?
周りの人間を上手く使って、己の目的を成就する、あのやな女。
金魚とか熱帯魚とか、正直、私はさほど興味が持てないのですが、この前、ホームセンターの一角の水槽、思わずジーッと見ちゃったよ、ネオンテトラ。
いつもは、小鳥しか見ないんですが。
小説の断片を思い返しながらね、束の間のネオンテトラ観賞。
一匹50円だった。
ナンとかテトラって、たくさん種類があるんですね。
子どもの頃、父が水槽に金魚を飼っていて、あの、顆粒本だしみたいな餌を振り入れたりはしたくらい。
私は、飼わないけど。
「魔王の帰還」の、姉が出戻った本当の理由。
ジワジワと、母の過去が明らかになってゆく、「ピクニック」。
順番あってるか?
服役中の加害者と被害者遺族の間で交わされる手紙で展開する「花うた」。
夜中に寝付けず、15分だけタイマーセットして聴き始めたら、尚更眠れなくなってしまい、タイマータイマータイマー何回もセットしまくりで、結局最後まで聴いた「花うた」。
タイマーの意味なし。
何してんだろ。
で、なんだっけ、「愛は適量」。
離婚して、疎遠になっていた我が子と再会して、人生を見つめ直す男。職業は教師。
親の葬式で再会する、高校時代の先輩後輩の、ある一日を綴った「式日」。
でね、「式日」か~ら~の~、というわけですよ。
これ、読んだら自分で「あの本か」と思い出せるだろうか。
はい 朗らかにね