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映画「それでも私は生きていく」を観ました

こんにちは、エマです。

映画「それでも私は生きていく」を観ました。

フランス映画です。

日本っぽさも感じた。

主人公は8歳の女の子を持つシングルマザー。一人の女性の仕事(通訳)、恋愛、親の病気や介護が代わる代わる映し出されます。

 

父親が一人暮らしから病院を経ていくつかの介護施設へと移り住むのも描かれているんですけど、その過程が、「え、フランスもこんな感じなの?」と思いました。社会制度とか福祉の面で、なんとなく日本よりはフランスのほうが進んでいるのではないかと思っていたけど、映画を見る限り、日本とそう変わらないような印象を持ちました。

 

退院を急かされるとか、酷い扱いをする施設とか。

決定的に日本とは違うのは、文化ですか。一人暮らしを尊重し、それも難しくなれば、介護施設へというのが自然なことのようですね。家族が介護要員みたいなとこあるよね、日本には。

 

日本では、INDEPENDENCEがあまり尊ばれていない気がする。

 

 

北欧だけか、進んでいるのは。

 

主人公がね、恋人に請うシーンがあるんですよ。三十年後に自分が父親と同じような病気になったら、スイスのクリニックで安楽死させてくれと。

 

それは分かる。

 

何年か前、NHKでね、日本人の三姉妹が安楽死実行のためにどこかの外国に行ったのを、最期の瞬間まで映像映したんです。ボカシとか無かったと思う。私、夜中に寝付けなくてテレビ見てたら、そこまで映したんで衝撃を受けた記憶があります。夜中だから、たぶん私が見たのは再放送。

 

介護施設探して見学してまわった頃を思い出しました。とても辛かったので、もう忘れます。

 

あ、映画に戻る。

一方で、恋愛も。コレはね、あからさまでダイレクトなメイク・ラブシーンがありますので、大人だけで見るのが良さそうですね。R15でしたかね。

 

 

主人公のお仕事がね、通訳なんです。

カッコイイですね~、通訳。専門的な職業を持つ、完全に自立してる女性。

そんな女性でさえも、やっぱり、難病の親に寄り添い、恋愛に悩み、子どもの問題にも向き合うわけで。

 

 

 

心に波紋が。

 

はい 穏やかにね