こんにちは、エマです。
一穂ミチさんの「光のとこにいてね」をAudibleで聴き終えました。
7歳(8歳だったかも)の偶然の出会いから始まる、別れと再会を繰り返す二人の女性の物語。
縁って、こういうこと。
聴き終えて、また聴いている最中も、ちょっと自身の人間関係を振り返ってみたりしつつ、そんなことを想いました。
聴き終えました後に、読書メーターのようなサイトでレビューを拝見しますと、この関係を同性愛と解釈しての感想も多数見受けられました。あー、そういうふうに読んだんだなと思う。
ん-、カノンとゆず(音声で聴いたので、漢字が分かりません)においては、もっとそういうのをどんと超えたもののように私は感じている。含まれてるのかもしれない。たしかに、そういう同性愛的なものを思わせる描写もちらっとあるんだけど、それは、読み手の想像の自由なので、ひとそれぞれに違う感想を持つのでしょう。感想に、いい悪いもないし。100人読めば、100通り。
で、朗読が松本沙羅さんという声優さんなのですが、私、この人の声、好き。
検索しちゃったもんね。
所属事務所のサイトにも、声のサンプルがありました。
ちょっと、「え、今、カノン?ゆず?」と一瞬わからなくなることもあるのですが、それはそれとして、謎解きほどでもないけれど、私は楽しみました。数秒聴いてれば、文脈からすぐに明らかになりましたから。ただ、これをストレスに感じちゃう人は、等倍速12時間しんどいかも。
遠いところに行けば行くほど、本当の友人が見えてくる。
私が20代前半のころ、友人から聞いた言葉です。「母が言ってた~」とのことでしたが、50過ぎた今も私の脳裏に刻み込まれています。
遠くへ引っ越す時だったので、余計覚えているのかもしれません。
30代で転勤先で出会った友人で、詳細は書きませんがいろいろ問題を抱えていました。私は、ただ話を聞くぐらいしかできなかったのですが、「この人かわいそうすぎるから、この人と会わしたろって、神様がエマちゃんと出会わせてくれた」とまで言ってくれたことがあったのを、ふと思い出しました。その友人もまた転勤で来た土地だったし、私も大いに助けられたので、そんなふうに思ったのかもしれません。
面白くて愛読している上記のブログで、一穂ミチさんを知り、この作品と出会いました。
ありがとう、onoesanさま。
ココアを飲みながら、書きました。豆乳ココアだけど。
はい 朗らかにね